yoshida's blog

京都で税理士をしている吉田貢のブログです。

税理士の年収がそんなに気になる?

たまに自分の事務所のホームページのログを見ているのですが、以前から面白い現象がみられます。
それは検索エンジンにどのようなキーワードを入力して当方のHPにヒットしているかというログの中身です。

これは先日のログの一部です。

リクエスト数: 検索単語
3: インターネット会計
3: 税理士法人
2: 税理士 難易度
1: 税理士 収入
1: 税理士 月額 金額
1: 税理士の給料
1: 税理士法人
1: 税理士の給料?
1: 清算所得
1: 清算に関する計算書
1: 税理士法人パートナーズ
1: 税理士事務職員
1: 税理士 パートナーズ
1: 税理士 無試験 割合
1: 税理士 給与は
1: 税理士試験 難易度
1: 税理士報酬の算定
1: 予納申告
1: 税理士 独立  実務経験 
1: 会社負担 旅行積立金
1: 清算確定申告
1: 税理士法人認可
1: 清算所得 利益積立
1: 税理士 年収
1: 会計士と税理士の違い
1: 清算 確定申告
1: 税理士試験 予想
1: 会計ソフト 工事
1: 管財人 税務 法人
1: 会計 ASP
33: [その他: 33 検索語句]

これを見ていただくとよくわかりますが、そんなに税理士の収入・年収や給料が気になるのでしょうかね?これを検索エンジンにかけているのは学生でしょうかね?そもそも本来税理士とは自営業なのになぜ「税理士・給料」で検索かけるのでしょう?
私自身は、収入がいいからとかで税理士になったわけではないのであまりピンときません。そもそも税理士って収入がいいような誤解が世の中にあります。確かにそこそこの規模の事務所をかかえる税理士なら収入もそれなりにあるでしょうが、そのような税理士は少数派です。

特に収入をベースで考えるなら、

1. 税理士になるため安い給料の職員時代をすごし
2. 税理士試験のため専門学校に何百万と使い
3. 膨大な時間を受験勉強に使い
4. 晴れて税理士になっても勤務税理士だと上場企業の社員の給料に遥かに及ばず
5. 独立しても最初は無収入状態が続く

このような職業なのでトータルで考えると収入を基準に選ぶ職業ではないと思います。税理士になる為の労力と時間とお金を他の仕事に向ける事が出来たら、他の職業でもそこそこの収入をもらうポジションに就けると思います。
ましてや私と同世代の勤務税理士が大量に発生し、最終的に独立できるかもよくわからない時代ですから…。
今の時代はこんな基準で職業を選ぶより、好きな仕事を見つける方が大事ではないでしょうか。