税理士法人の本当のメリット

私とパートナーの載本は5年前に一緒に事務所をやる事にしたのですが、当時は税理士法人という制度はなかったため会計法人である株式会社イコール　http://www.equal.ac　を立ち上げて当初は一緒にやっていました。
この会計法人で月々の会計処理を行い、税務申告の報酬は各自が確定申告をしておりました。

その後、税理士法人の制度が出来たためすぐに税理士法人を設立し現在に至っています。
今でも事務所の運営は　税理士法人パートナーズ　＋　株式会社イコール　の二社で運営をしています。

当初は気が付かなかったのですが税理士法人というのは設立してみると大きなメリットがあります。

それはどんなメリットかというと、今までなら試験に合格して税理士になればその税理士は勤務税理士でいるのか自分で独立するのかという２つの選択肢しか考えられませんでした。
しかし税理士法人という制度が出来た事により、今後は社員税理士（パートナー）として税理士法人の経営に参画するという選択肢も出てきました。（あくまでもパートナーであり勤務税理士ではありません。）
つまり、やる気のある税理士の受け皿になれるのです。

実際、私もパートナーの載本も自分達の子供に事業承継してもらおうとはまったく考えていません。
従って弊社のスタッフが独立したいならある程度の支援もするし、税理士法人の社員になり一緒に税理士法人を盛り上げていこうと思ってくれる人材がいれば、それに見合った待遇が出来るよう努力します。（もちろん無条件ではなく人選はしますが。）
もちろん私達が引退する時は税理士法人も会計法人も承継してもらって全然かまいませんし、もし自分自身で事務所を構えたいなら支店という形で独立してもかまいません。

そのような体制が出来たら、通常の個人営業の事務所と比較しても組織として強く大きくなる気がします。
もともと社名自体が「パートナーズ」なのですからパートナーを増やしていきたいですね。