大局を読む
前著「超格差拡大」がよかったので引き続き著者の本を購入
2007年 長谷川慶太郎の大局を読む―アジア外交・世界経済・日米同盟
- 作者: 長谷川慶太郎
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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著者の主張する点は前著「超格差拡大」とほぼ同じです。
つまり
- アメリカの突発した軍事力による世界秩序は今後何十年と続き、小さな紛争やテロはあっても大きな戦争もなく平和が続く。
- 平和が続けば世界経済は更に拡大しデフレが続く。
- デフレが続けば世界中の企業が競争力拡大のため設備投資を増やしていく。
- またデフレは金余り現象を引き起こすため、世界各国で大規模な開発プロジェクトが進められていく。
- 工作機械をはじめ設備投資やインフラ整備のための技術や製品は日本に大きな競争力がある。
- 従ってこれから日本のいわゆる重厚長大産業を中心に日本企業が大きく業績を伸ばしてゆく。
とかなり強気な予想をしています。
最近は強気の予想をしている経済評論家が多いような気がします。このとおりになればいいのですが・・・。