会計ソフトの本を購入するのはお金と時間の無駄です。
私は本は結構アマゾンなどでも買いますが、基本的には本屋でぶらぶら本を見るのが好きです。
昨日も仕事帰りに本屋に寄り色々見ていると、弥生会計の本がたくさん売っています。
今日から始める弥生会計07―プロフェッショナル・スタンダード両対応
- 作者: 間顕次,鹿島兼一
- 出版社/メーカー: ソシム
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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弥生会計07で青色申告に強くなる! (SOHO‐BOOKS図解まるわかりシリーズ)
- 作者: 杉山靖彦
- 出版社/メーカー: サイビズ
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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- 作者: IT会計研究会
- 出版社/メーカー: ローカス
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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弥生会計は市販の会計ソフトでは一番売れていると思いますし、私の事務所でも使っているお客様に合わせて弥生会計も一部で使っています。
ソフト自体にどうこういうつもりはありませんが、このような本を買う人は一体どのような方々なのでしょうか?
1.税理士に頼むのがもったいないから自分自身で会計ソフトを購入し帳簿をつけようとしている。
2.簿記の知識があり、購入する会計ソフトに選ぶため。
等々でしょうか?(それにしてもソフトを買えばマニュアルが付いているのでこのような本は不要と思うのですが・・・)
私の経験からははっきり言って1.のような方で、このような本を購入されて自分自身で会計ソフトを使って帳簿をつけようとする方の9割は挫折しています。
そもそも簿記の知識がないのに、第三者のアドバイスなしでこのような本だけで会計ソフトを使えるようになると考えるのは幻想です。
会計ソフトメーカーは「簡単」を謳い文句にしているところもありますが、正確な試算表・決算書が簡単に出来るはずがありません。
会計ソフトを買うこと自体はかまわないと思いますが、結局は使えずに会計事務所に依頼する事になりますので、無駄なことは止めてはじめから会計事務所に依頼してアドバイスを受けることを勧めます。