2008世界を日本がリードする！

弱気な本が多い中で超強気の長谷川氏の最新本

長谷川慶太郎の世界はこう変わる 2008 世界を日本がリードする

前著「超格差拡大の時代」とあまり主張は変わっていません。
つまり「戦争・革命」の世紀が終わり、これから世界は「破壊の競争」から「建設の競争」に移行し、日本の重厚長大産業がますます伸びていくいう予想です。
確かに日本の製造業は競争力もあるし、今後日本の重厚長大産業が伸びていくのはいいのですが、それで日本全体が良くなるかは少し疑問ですね。
しかしこの論調というか日本の製造業に対する大きな評価は、唐津一氏の本とそっくりですね。長谷川氏にはもっと社会全体を予測する様な本を期待します。