平成19年度の住宅ローン控除
平成19年度から住宅ローンの税額控除の制度が初めて選択性になりました。
1.10年で控除
住宅ローン残高(最高2500万円) × 1% (1年目〜6年目)
〃 × 0.5%(7年目〜10年目)
2.15年で控除
住宅ローン残高(最高2500万円) × 0.6%(1年目〜10年目)
〃 × 0.4%(11年目〜15年目)
このどちらかを選択することになります。
どちらの場合も全ての期間で2500万円の残高がある場合には、どちらも控除額は総額で200万円となります。
ただ年間の控除額が違います。
1.の場合は 1〜6年が25万円、7〜10年が125,000円
2.の場合は 1〜10年が15万円、11〜15年が10万円
となります。
従って自分の源泉徴収票を確認し、年税額が25万円もないようなら2.を選択して少しでも引ききれない金額が少なくなるようにしましょう。
ただ今後の年収がアップする場合や売却する場合などを考えると、少しでも控除額が多い方が有利な場合もありますので、意外と選択は難しいと思います。