yoshida's blog

京都で税理士をしている吉田貢のブログです。

あしがら

6隻目のイージス 「あしがら」と命名され進水

「あしがら」と名付けられ進水するイージス艦=30日午前10時49分、長崎市三菱重工長崎造船所(撮影:加藤孝規)

 海上自衛隊で6隻目となるイージス護衛艦(7700トン)の進水式が30日、長崎市三菱重工業長崎造船所であり、「あしがら」と命名された。攻撃、防御両面で改良された最新鋭のハイテク艦で、今後、電子機器や武器を装備して平成20年に就役する予定。
 イージス護衛艦6番艦の進水式には、防衛庁の高木毅政務官、吉川栄治海上幕僚監長、香田洋二佐世保地方総監らが出席。在日米軍関係者や市民、造船所作業員らも見守る中、「あしがら」は滑るように海に船体を進めた。

 イージス護衛艦は数100キロをカバーする高性能レーダーや同時に10以上の目標を攻撃・防御対象にする装備があり、海自はすでに4隻を実戦配備。「あしがら」は、昨年進水して平成19年に就役予定の5番艦「あたご」と同様、射程を伸ばすなどの改良が施されている。

 「あしがら」と「あたご」はこのほか、後部甲板に新設されたヘリコプター格納庫や、相手レーダーから探知されにくい特殊形状のマストなどの特徴がある。

 海自のイージス護衛艦は、7月5日の北朝鮮による弾道ミサイル発射の際には2隻が日本海と太平洋で警戒監視活動にあたった。

(08/30 11:17 産経新聞)

日本のミサイル防衛の中心的存在でもあるイージス護衛艦の「あしがら」が浸水したようです。
記事を見て驚いたのが平成20年に就役との事ですので電子機器や武器の装備に2年もかかるということですね。


また今までのイージス艦と違い、後部にヘリコプターを積載可能のようですね。これを見るとかわぐちかいじ氏の大ヒット漫画「ジパング」に出てくるイージス艦「みらい」と一緒ですね。


ジパング(1) (モーニングKC (731))

ジパング(1) (モーニングKC (731))


この「ジパング」という漫画は、近未来においてイージス護衛艦である「みらい」が太平洋戦争の時代にタイムスリップをして戦争に巻き込まれていくというストーリーの漫画です。

この漫画に出てくる「みらい」は、現実の日本のイージス艦と違い後部にヘリコプターを搭載可能でなおかつ精密誘導爆弾であるトマホークを搭載しています。

昨今、敵基地攻撃が政治の話題として浮上していますが、その敵基地攻撃能力の有力な兵器とされているのがトマホークミサイルです。もしトマホークミサイルが配備されるとしたら、当然この「あたご」にも搭載されるでしょう。

ジパング」の連載当初は、日本のイージス艦がトマホークミサイルを積んでいるのはおかしいという評論もありましたが、現実に搭載されたらかわぐちかいじ氏恐るべしですね。