yoshida's blog

京都で税理士をしている吉田貢のブログです。

税理士として独立してから8年で思う事

個人開業時代3年、税理士法人のパートナーの載本君の一緒に事務所をはじめて5年、あっという間に8年が過ぎました。
最近色々と思うことがあり、事務所の経営についても色々な事を考えてしまいます。
私達の事務所は、現在私とパートナーの載本君、男子スタッフ3名女子スタッフ1名、合計6人体制です。男子スタッフのうち2名は税理士試験にリーチをかけており近いうちに税理士4人体制になると思います。
顧問先件数はそれほど急激に増加していませんが、毎年着実に増加しています。顧問先も中堅企業が増えてきて、黒字企業に割合も他の会計事務所よりはるかに高いと思います。
しかし私自身は独立してから色々と努力してきたつもりですが、まだまだ自分自身の思っている事務所になっていません。最近は少しテンションがすこし下がり中だるみになっているような気がします。
初心に帰るつもりで「税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ」「税理士になって独立開業年収3000万円を稼ぐ!」と2冊の本を購入して読みました。

税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ―顧問先ゼロからスタートして成功するための法則

税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ―顧問先ゼロからスタートして成功するための法則


「税理士」になって独立・開業 年収3000万円を稼ぐ! (資格取得者応援シリーズ)

「税理士」になって独立・開業 年収3000万円を稼ぐ! (資格取得者応援シリーズ)

もともと税理士という人種は、プライドの高い人間が多く「自分はこのやり方でいいいんや!」と思いこみ(誤魔化し)、開業して年数の経た先生はこの手の本は絶対読まないと思います。
しかしこの本の著者お二人は、開業してわずかな年数で5〜6人体制の事務所にしており、実際読んで参考になる点も多々ありました。
特にこのお二人に共通して言えるのは、お二人とも開業当初から自分自身の経営計画を立ててそれを実践してきたということです。
私もパートナーの載本君も、大まかな目標はありましたが経営計画までしていませんでしたね。顧問先には経営計画とか予算管理とか言ってるくせに、当の本人たちがしていないというのも失礼な話です。
パートナーの載本君とも話し合った結果、「税理士で笑いが〜」の著者の先生が達成した「3年間で100件の法人新規顧問先」を今後の事務所の目標にするという事を2人で決めました。
これは東京と京都というマーケットの大きさの違いはありますが、この先生は開業当初の数字(今はもっと大きな数字を目標にしていると思いますが)と、既にある程度のベースが出来ている私達、またこの先生が1人で達成した数字ですが私達はパートナーの載本君と2人で取り組む数字とまったく不可能な目標ではないと判断しました。
この経過は随時報告していきます。