長期傷害保険の経理処理
顧問先で長期傷害保険に加入している会社で、退職者が出たので保険料が戻ってきました。
御存知のとおり、長期傷害保険は支払った保険料の4分の1が経費算入、4分の3が資産計上という取扱いになっております。
この顧問先もそのように経理処理をしていたのですが、よく考えたら今までは全体の保険料の4分の3を資産計上しているため、その退職者分の資産計上額を計算し直す必要があります。
これは今からちゃんと各人別に個別に管理しておかないと、後でわからなくなる可能性がありますね。
PS.よく考えたら支払った保険料の4分3を単純に資産計上しているが、その保険料は団体事務費が差し引かれているのでそんな単純な計算では正確な処理が出来ないような・・・・。
そもそも仕訳も
保険料 ○○○ 現預金 ○○○
保険積立金 ○○○
じゃなくて
保険料 ○○○ 現預金 ○○○
保険積立金 ○○○ 雑収入 ○○○ ←団体事務費
ですね。