yoshida's blog

京都で税理士をしている吉田貢のブログです。

突破するアイデア力

なんか最近新書ばかり購入していますね。
新書が良く売れているのはやはり適度なボリューム感でしょうね。


突破するアイデア力 ~脱常識の発想トレーニング~ (宝島社新書)

突破するアイデア力 ~脱常識の発想トレーニング~ (宝島社新書)


この本は、アクセンチュアでトップコンサルタントだった著者が、仕事の上でのブレークスルーの素となるアイデア力の「学び方」を紹介している本です。

この著者は経営コンサルティングについてこう述べています。

論理力(ロジック)、分析力が命である戦略経営コンサルティング業においても、「独創的発想力」の大切さは年々高まっている。突破力なくして大きな成果はない、といえる。

著者がトップコンサルタントまで上り詰めた源泉でもある「突破力」を、いかに著者が身につけていったかを述べているのですが、その学びの素となるのが「SF小説」「マンガ」「歴史」「旅行」…など、普通に考えればビジネスやコンサルティングとは全然関係ないものです。

しかし読んでいけば、なぜ「SF小説」なのか、なぜ「マンガ」なのかが良くわかり、なるほどこんな考え方・こんな発想の仕方があるのかと妙に納得してしまいました。


通常ならこのジャンルの本はあまり買わないのですが、私がなぜこの本を購入したかいうと、この著者が述べている「SF小説」と「マンガ」の趣味が驚くほど自分と似ているからです。

これは単純に同じ趣味という意味ではありません。
この本の中で著者は感銘を受けた「SF小説」と「マンガ」を具体的に題名を挙げています。
その本の大部分が、自分が読んでよかった本と重なるのです。(歳も近いし偶然かもしれませんが…)

この本の中で述べていますが例えばSF小説で言えば夢枕獏氏の本はほとんど読んでいますし、漫画の「寄生獣」も好きで全巻持っています。


寄生獣(完全版)(8)<完> (アフタヌーンKCDX (1734))

寄生獣(完全版)(8)<完> (アフタヌーンKCDX (1734))


「経営コンサルタント」と「税理士」、仕事のスタイルや方向性が180度全く違う職種なのにこんな同じ嗜好の人がいるのかとちょっとびっくりしましたね。